Information

＊ 2024年10月現在、染色ご依頼頂くお品の仕上がりは2024年12月頃となります。

染色ご依頼について

【はじめに】
藍は生き物なので、いつでも毎日染められるわけではなく、染色できる量にも限りがあり、ご機嫌が悪くなったり元氣がなくなってしまうこともあります。
ですので、藍を中心に染めの日程が決まってしまい、万全を期しますが、藍甕がふたつしかないため、日程等のご予定が少し融通が利かない部分、或いは変更をお願いすることがあるかもしれません。
ご理解とご了承をお願い申し上げます。

【染色価格】

ご予算の目安にしてください。

綿・麻

45yen/1g（税込 49.5yen/1g )

絹・毛糸

70yen/1g（税込 77yen/1g )

（例：150gの綿の衣を染めるとすると、45(円)×150(g)＝6750円という計算方法になります。）

＊綿・麻は特に、思いのほか重量があります。
一度キッチンスケール等で計り、確認することをお勧め致します。尚、最終的な重量は当方で計ったものとさせて頂きますことをご了承ください。

! caution !
＊本藍染めの特性として、最初のうち暫くは色落ち、色移りをすることがあることをご了承願います。数回のお洗濯と経年で落ち着きます。
＊染めを施すと生地が縮む場合、又、形崩れする場合があります。縮み具合はものにより差ありますのでご留意ください。

＊すでにある生地の傷み・破れ・ほつれ、またゴムの伸び等は染色工程の絞り作業により状態が進行する可能性があります。(目視できない箇所も含めて。）

＊本体は天然素材でも、縫い糸がポリエステル等の場合、縫い目は本体同様に染まりません。

＊ボタン等は取り外して染色します。染色後、当方で付け直すことをご了承ください。

＊衣染色の場合、元の品質表示等が染まることで読めなくなる可能性があります。

＊濃紺〜黒のお色のものも染色できますが、染め色がわかりづらい場合があります。
＊化学繊維品(ポリエステルナイロン等)は染まりが悪く、色の定着力が弱いため、基本的にはご依頼をお受けしておりません。

Q and A

Q. 白い衣のシミや黄ばみは消えますか？

A. シミは質(油、薬品、蝋 etc...)により完全に染まらない場合もありますが、大体のものは殆ど目立たなくなります。また、目視できなかったシミが浮き出ることはあります。黄ばみは完全に消えます。

Q. 長年愛用の衣のヨレや色褪せが氣になる。

A. 本藍は付着染料なので僅かに布に厚みが増します。そのため、染色前より布に張りが生まれ、再染色による見た目と共に、衣が若返り、お愉しみ頂く時間がまたしばらく延びることが期待出来ます。

Q. 似合わなくなった衣を染色して雰囲氣を変えたい。

A. 白布を染色するほど生粋の本藍色にならないものの、染色自体は色もの・柄物生地も可能です。下地の色により発色が変わるのもおもしろいところです。